こんにちは。マイです。
ブリスベンの今年の夏は、湿気が特に多くて、嵐のような雨がほぼ毎週降ってる印象です。。。
一月もあっという間に過ぎ去ろうとしていますが、
実は私、このたびフルタイムのお仕事をゲットしました:)
今回はこの転職活動の記録を記事にしたいと思います。
少し長くなるかもしれませんが、
ワーホリでオーストラリアに来てから、オフィスフルタイムのお仕事をゲットするまでの過程についてシェアしていきます。
興味がある方は読み進めてくださいね〜☆
Contents
ずっと会社員に戻りたかった。
日本で会社員としての経験がある私にとって、
オーストラリアでサービス業のアルバイトの仕事をするのは、
次のキャリアチャンスが見つかるまでの繋ぎの仕事のような感覚でいました。
しかし結果として、日本食レストランで働き始めてから、今回の仕事が決まるまで約4年かかりました。。笑
移住してきた日本人がフルタイムの仕事につくのが難しい理由
ここまで時間がかかったのには理由があります。
①ビザの問題
基本、オフィスフルタイムの仕事にアプライできるのは永住権保持者のみです。
ですので永住権取得を目指している大半の人はオフィスジョブにアプライできません。
また、ビザの種類によってはできる仕事に制限がある場合があります。
例えば私の場合、Covid Visaの時期があるのですが、
このビザの時はホスピタリティ以外の仕事に転職することが認められていませんでした。
②英語力の問題
レストランでフードランナーとして働く、等であれば
難しい英語を話す必要がないので、英語力がそこまで高くなくてもなんとかなります。
ですがフルタイムとなると、もちろん高い英語力や専門用語が必要となるので、
自分がよく知っている領域にしか応募できないということになります。
③オーストラリアでの職務経験がない
これも当たり前と言えば当たり前ですが、
オーストラリアでオフィスジョブに就くには、この国での職務経験が重視されます。
それがない場合、自分にあるスキルを上手にアピールして
このギャップを埋める必要があります。
これらの理由から、オーストラリアに来てから4年間の間はオフィスジョブに応募できずにいました。
問題解決
移住してきた日本人がフルタイムの仕事につくのが難しい問題を解決すべく、
それぞれの問題に対してこのように取り組みました(面接?)。
①永住権につながるビザを取得
ちゃんとした仕事に就くには永住権が必要と言うことで、
永住権につながるビザを検討しました。
結果として、パートナービザを取得する流れになりましたが、
何らかの理由で上手くいかなかったときのために、他のビザの手段も考えておきました。
ビザに関しては、一つの道にこだわるのではなく、いくつかの可能性を併せ持っておくのが良いと思います。
またラッキーなことに、今回の仕事はパートナービザでも応募OKなお仕事でした。
こういったチャンスを探すのも大事ですね。
②③接客・電話メール対応でビジネス英語とスキル習得
英語力と職務経験に関しては、今の仕事で伸ばせるスキルをとにかく頑張りました。
レストランの例では、
フードランナーに英語力は必要ありませんが、
セクションウェイトレスとして、細かいオーダーをとったり、お客様の要望を聞いたりするのを通じて、
英語でのコミュニケーションを学べます。
また、私はウェイトレスの仕事をしすぎて腰を痛め、レストランの受付の仕事がメインになった時期があるのですが、
そこで電話対応、予約管理、英語での丁寧な対応ができるようになりました。
ホスピタリティの仕事は、一見オフィスの仕事と関係ないように見えますが、
そこで得られる接客やアドミンのスキルはオフィスの仕事に生かせます。
このようなスキルをTransferable skill というそうです。
https://www.coursera.org/articles/transferable-skills#
こういった形で、今の自分にできる範囲内で可能な限りスキルアップに励みました。
転職活動を始めたきっかけ。
2023年半ばにパートナービザを取得した後、
スペイン旅行から帰ってきた位のタイミングで新しい仕事を探し始めようかな〜となんとなく思っていました。
実際に旅行を終え、レストランの仕事に戻った時に、ほんの少しイラッとした出来事があり、
「これはもう仕事を変えないとどうにもならん」と思いました。
時は満ちた。こういう感覚でしょうか?
思い立ったが吉日、SEEKやJoraで求人を見まくり、
"Japanese speaking job"や"entry level admin job"などで検索をかけました。
そこで幸運なことに、仕事内容に興味がある、私にぴったり!と思える求人を見つけました。
ネットで「求人応募は月曜日の朝が一番いいタイミング」と書いてあったのですが、
確かそのとき既に火曜日だったので、次の日の水曜日の朝一にアプライしました。
アプライからすぐにエージェンシーの方から連絡をいただき、
各ステップに待ち時間はかなりありましたが、トントン拍子にことは進み、
約一ヶ月後、ジョブオファーをいただくことができました。♪
転職活動中に気をつけたこと。
私にとってこの求人はとにかく魅力的で、
日本人である私がここまでぴったり!と思える求人は本当に少なくて、
この機会を失ったら次どの仕事に応募したらいいかわからないほどでした。笑
なので転職活動は特に細心の注意を払って行っていました。
履歴書・カバーレターは美しく
まず最初のアピールとなる履歴書・カバーレターは、
とにかく見栄え良く美しく仕上げました。
彼が以前に転職活動をしていた際に使用したフォーマットを真似したうえで、
私なりのアピールポイントを付け加え完璧なモノを仕上げました。
会社・業界についてとことん調べる
応募する企業についてよく調べるのは大切といいますが、
今回の経験で本当にそれがプラスになったことがありました。
まず、一次面接の前に会社のホームページを何度も確認しました。
ホームページから得られる情報で、個人的に感動したポイントをマネージャーの方に言ったら、
「ふむふむ。。」と好感される印象を受けました。
さらに、二次面接の前には会社の商品をざっとノートにまとめておきました。
すると面接の後に行われたミニテスト?に、そのまとめた内容に関する問題が出てきて、非常に役に立ちました。笑
この準備がなかったらテスト内容はちんぷんかんぷんで全然解けていなかったと思います。
また私の場合、完全に違う業種への転職だったので、
新しい業種について少しでも理解するためにアマゾンで業界研究の本を買いました。
不安なことはChat GPTに聞け
この転職活動はChat GPTに大変お世話になりました。
転職について、新しい業界について、予想される面接の質問についてなど、
本当にいろんなことをAIが教えてくれます。
私はこういった質問を投げかけました。
- I am thinking to change job to travel industry, is it a good idea?
- What should I know about travel industry when applying without the knowledge?
- Which kind of interview questions should I expect from second interview for xxx job?
それぞれの質問にかなり詳しく、ポジティブに答えてくれます。本当にオススメです。
面接は正直に
今回の転職活動で面接は2回ありました。
どちらの面接でも、明るくはっきり、正直に答えることを心がけました。
正確さが強く求められる仕事内容だったので、
どのように正確さをキープしているか、複数のタスクがある場合はどう処理するか、といった質問が多かったのですが、
自分のレセプションとしての仕事を振り返り、ミスをしてしまった時に次回以降どのように防ぐようにしたか、などの経験を話しました。
仕事での間違いを話したのはマズかったかな、と後で後悔したのですが、
結果として合格だったということは、正直に話したこと、ミスを繰り返さないように気をつけられる、
といったことが評価されたのかな?と思いました。
嘘をついたり、大きく見せようとするとやはり面接官にばれてしまうと思います。
なので等身大の自分を前向きにアピールするのがいいのかな、と思いました。
まとめ
以上、転職活動についてまとめてみました!
オーストラリアでフルタイムの仕事に就くことを考えている人に役に立つ情報があれば幸いです:)
ワーホリからちゃんとしたオフィスの仕事に就くのは本当に大変ですが、
不可能ではないことがわかりました!
皆さん一緒に頑張りましょう!