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【海外のレストラン】ウェイトレスとして働くメリット・デメリット

今回は海外のレストランでウェイトレスとして働くメリット・デメリットについて。

ワーホリや留学で仕事探しをしている人向けの記事になります。

 海外に住み生活していくためには、現地で仕事をする人がほとんどかと思います。

私も実際にブリスベンでは、日本食レストランでウェイトレスとしてパートタイムの仕事をしています。

約1年ほど働いてきた中で感じたメリット・デメリットをご紹介しますね:)

 

メリット

1 多種多様なお客様とコミュニケーションが取れる

 

オーストラリアは移民が多い国なので、レストランに来るお客さんも多種多様です。

私が働いているレストランは、オージーが約40%、中国・韓国系が同じく約40%で

残り20%が日本人や他の国籍のお客様といった印象です。

国籍が違えば、好みの料理や求められるサービスも違います。

 

例えばオージーのお客様であれば、お料理と一緒にワインや日本酒を飲まれることが多いので、料理にあったお酒を紹介するなど、丁寧なサービスが喜ばれます。

中国系のお客様であれば、高価で特別感のある料理が好まれるので、メニューの中でも高めのお料理をオススメすると、びっくりするくらいの値段のものも頼んでもらえます。

この国籍だからこう!と一概には言えないのですが、大体の傾向をつかめると効率よく働けるようになります。

それぞれに対応し喜んでいただけると、やりがいを感じますね:)

 

2 英語力UP

 

私が働いているのは日本食レストランですが、お客様はほとんどオージーか日本以外のアジア系のため、基本的に接客は全て英語になります。

他のウェイターやシェフも日本人もいれば外国人もいる、といった感じのミックスなので、「日本語ばかりの環境」というわけではありません。

ネイティブの英語を聞く力(オーストラリア英語は聞くのが大変!笑)や日本食を英語で説明する力などつきます。

 

またオーダーを取る上で、誤解を与えないように説明しなければなりません。

特に金額やアレルギーに関する内容は、トラブルが起こった際にお店にもお客様にも迷惑をかけることになるので、いつも注意しています。

こういった意味でも「正しい英語」を話さなければいけない環境に身を置くことは、趣味で英語をするよりも英語力が早くつくのではないでしょうか。

 

3 料理やワイン・お酒などの知識がつく

 

これは働きながら自然に身につきます。

「西京焼きが美味しかった!どうやって作るの?」「日本酒が飲みたいんだけどオススメはどれ?」といった質問はよくお客様から聞かれます。

はじめは聞かれるたびにドキドキしていたのですが、経験を積んで自信を持って答えられるようになるとお客様に大変喜んでもらえるようになります。

 

また、レストランによってはトレーニングの一環として料理の試食やお酒・ワインの試飲をさせてくれるところもあります。

自分では高くて飲めないワインの味を知ることもできるかも!?

ワインやお酒の知識は奥が深くて面白い上に、一生使える知識となるのでオススメです:)

 

4 チップがもらえる

 

オーストラリアにはチップの文化があります。

アメリカのように必ず払わなければいけないものではなく、「良いサービスを受けた」時にお店やウェイトレスに対価として支払うものです。

なので、「チップを受け取った=良いサービスを提供できた」と理解しています。

当然毎回もらえるわけではないので、「貰えたらラッキー」くらいで捉えています。

チップのルールはレストランによってバラバラです。

私の働いているレストランでは、手渡しのチップは全額もらっていいことになっているので、ラッキーなシフトでは50ドル紙幣をもらうこともあります。

モチベーションになるのでチップ大事ですね:)

 

以上がメリットです。

では反対のデメリットを見てきましょう〜☆

 

デメリット

1 接客が好きでないとツライ

 

私は日本でも接客業をしていたので、海外の接客業で働くことにさほどストレスを感じていませんが、

もし接客があまり好きでないがウェイトレス/ウェイターをしようとしている場合は少し大変かもしれません。

なぜならどんな時も「お客様の前では笑顔」でいる必要があるからです。

 

大変なことは接客業に限らずどんな仕事にもあります。

接客業でなければ、嫌な気分の時に無理に笑顔でいる必要もありません。ムスッと働いてもそれほど影響はないでしょう。

ですが、接客の場合バックサイドでどんなことがあっても(?)、「お客様の前で笑顔でいること」が仕事の一環なのです。

嫌なことがあっても目の前のお客様のために笑って接客できる、そんなことが求められている職業だと思っています。

 

2 タイムプレッシャー

 

忙しいレストランの場合は特に、タイムプレッシャーに強くないとツライですね。

私は、もっぱら苦手です。。。。

オーダーを取る、PCに打ち込む、食器の準備、ドリンクケア、フードを運ぶ、フードが出るスピードの調節などなど、、

1つのテーブルでも多くのことがあるのに、複数のテーブルだったらもう、てんてこ舞いですね。

テーブルの時間が決まっている場合には、終わりの時間までにデザートまで全て終わらせないといけません。(終わらなかったらめっちゃ怒られます笑)

タイムプレッシャーに慣れるためには、慣れるまで経験を積む!と思って日々追い込まれています・・・

体育会系の人はちゃきちゃき動くイメージがあるので問題ないかもしれませんが、普通の人はこの点考慮しておくと良いです。

 

3 人と関わるのでトラブルがつきもの

 

これもよく言われることかもしれません。

お客様、他のスタッフ、マネージャー、シェフなどいろんな人と関わる仕事です。

また忙しいレストランの場合、チームワークが大変求められます。ピーク時は怒号が飛ぶことも・・・。

また仕事の仕方などちょっとしたことで人間関係がギスギスすることってありますよね。

日本の職場に限らず、オーストラリアにももちろん人間関係の問題はあります。

 

私の場合、「切り替え」「ひきづらない」ことが大切と思って仕事をしています。

トラブルは日常起こりますが、いちいちそのトラブルについて考えていては体が持ちません。

きつい言葉をかけられることもありますが、次の日にはちゃんと切り替えて、前の日よりも売り上げを上げることを意識して働くのが一番です。

 

「海外で働く=自由な職場」というのは幻想に近く、海外は海外で大変なことがあるので、受け止めて頑張りましょう笑

 

以上、海外でウェイトレスとして働くメリット・デメリットでした。

いかがでしたか?

いくつかデメリットもあげましたが、基本的に私はウェイトレスとして楽しんで働いています:)

デメリットも前向きに「自分が成長するチャンス」と捉えられれば、自分の成長にも繋がると思います♪

実際、私はこの1年間で鍛えられたと感じています。

 

年の差や上下関係が日本ほど厳しくなく、フラットな環境というのもオーストラリアで働くいい点ですね。

ウェイトレスしようか迷っている人の役に立てれば幸いです!

ではでは〜☆

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